ポウ展作家紹介 岡井光代さん 山口よしこさん

ポウ展Vo.37に出品するメンバーのフライヤーの画像とコメントを紹介させていただいております。

 

ブース№8 岡井光代さん

「赤が好き
手元に集まって来た古布の赤
喜びも哀しみも怒りも
赤い布は秘めている気がする
重なり合う赤の物語を
祈りを込めて織ってみた
素直ないい赤に染まりたくて」

今回初出品の岡井さん
赤は単純な色でなく古代から様々なイメージをもたれてきました。
記憶の地層が織り込まれていらっしゃる赤の布の作品を、会場で実際に拝見するのが楽しみですね!

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ブース№9 山口よしこさん

「『今、世界は』
何が起きている
これからどうなる
何をなすべきか
哲学的な呪文が私の中をめぐっている。
この世の大切なものに目を向け耳を傾け、
自分のできることをやるしかない。
自然からの啓示を大切に地道に制作すること。
それが、小さな小さな芸術の種になるのなら。」

山口さんは、けなげに野に咲く花や、風に揺れる葉たちの囁き、自然が奏でる音やメロディーを五感を通じて受け取め、静かに制作されていらっしゃる。私はそんなイメージを持っています。味わい深い作品が楽しみですね^^

 

 

ポウ展Vo.37 2020年10月23日(金)24日(土)25日(日)
10:00~20:00(最終日14:00)
兵庫県立美術館ギャラリー棟3F