春の光の中、東京銀座の十一月画廊にて、
金田 尚子展が始まりました。
様々な種類の紙をコラージュした作品や、モノタイプなどの
技法を使って、心の風景を表現した作品が展示されています。
祈りに似た静けさを感じさせる作品たちは、それ自体がまるで
柔らかな光をまとっているようです。
作家の言葉をご紹介いたします。
━ いろいろなモノ、コトが細分化されていく世の中にあって、
自身の思いや感情は、その中でどう折り合っていくのか。
記憶は儚く時に戸惑いを覚えるけれど、
それでも私という器の中にあって私という器を成していくもの
だと思う。
前に進むことへの恐れや、後を振り返る甘えも飲み込んで、
先に光を見出せるように、祈りにも似た思いをカタチにしたい。 ━
春のはじまりに相応しい展覧会をぜひ会場でご高覧ください!
金田 尚子 展
3月7日(月)〜19日(土)
12:00-19:00 (Sat / 17:00) closed / Sunday
十一月画廊
東京都中央区銀座7-11-11 長谷川ビル3F
℡03-3289-8880
http://juichigatsu-g.com/